偶像と実像。
歌舞伎役者や吉原の遊女っていまでいうアイドルだったのかも。
ボストン美術館所蔵、俺たちの国芳、わたしの国貞展に行ってきました。
わたしの国貞って、わたしのってなんて独占欲の強い・・・。俺たちは、俺たちなのに。
国貞は、三代目豊国のほうが知られている名かと思いますが、今後は国貞がメジャーになっていくのかなあ、英語だと、Toyokuni Ⅲ って表記になり皇族みたいでかっこいいのに、なんて思ったりしました。
遊女などの美人画や歌舞伎役者の姿を描く浮世絵は、天保の改革で描くのを禁止されたらしく、きっと低俗な文化として大人たちは疎ましく思ってたんだろう。
国貞の作品は、お着物の模様や背景の細かさが繊細で、ずっとずっと観ていたかった。
memo.
色紙型の浮世絵 / 落書きみたい無駄絵 / 広重と合作した豊国の浮世絵