変わらないために、変えるあれこれ。
ここ一か月で、恐怖分子やらコナンやら、観る映画のアップダウンが激しい。
■ 名探偵コナン から紅の恋歌 (2017 日本) / TOHOシネマズ
コナンの映画を劇場で観たのは、何年ぶりだろうか・・・
理由はいくつかあるのですが
一つ目。
もしや大人が観てもいいんじゃないか、コナンって。って気が付いたから。
コナン好きです。子どの頃は、アニメも映画も観ていました。大人になっても、やっぱり黒幕は気になるので、黒ずくめの回は見ているし、映画も、テレビでやっていたら見るし。
でも、大人だし、さすがに恥ずかしいし、劇場でわざわざ…と思っていたのですが、どうやらコナン映画の客層って20代女性も結構多いらしいとどこかで見かけて。
私みたいに子どものころ見ていた層が大人になっても、見続けているのでは…。
二つ目。
ここ数年で、アニメーション映画を映画館で観ることに抵抗がなくなってきたこと。
特に昨年は、君の名は、からはじまり、この世界の片隅に、最近だと夜は短し歩けよ乙女などなど、映画館でアニメを楽しむことが増えてきたのです。
三つ目。
はっとり!かずは!!!京都!!!倉木麻衣!!!!
一番好きなコナン映画は、迷宮の十字路です。まるたけえびす~からの、ようとうむらまさやな!のながれ!!!!!まるたけえびす~からの、やっと会えたっちゅうわけか・・・のながれ!!!! とても個人的な理由。
からの四つ目。
金曜ロードショー地上波初放送・純黒の悪夢でのEDとED後パート全カット事件。
久々に京都が舞台の映画ということで、ちょっと気になっていたところで、あの全カットを目の当たりにし。
迷宮で一番好きなシーンは、あの倉木麻衣の京都EDとED後のシーンなのに!もしや来年のTV放送も、削られてしまう可能性が…!
ならいっそ観てしまおう!
と、いうわけで、ひさびさに劇場で映画を観る運びとなったのですが
観終わった直後の感想は、つ、つかれた・・・です。
嫌な疲れではなく、すっきりとしたものだったのですが。
非常に情報量が多い映画でした。常にキャラクターの台詞が詰まっていて、余白が少ない。特に、序盤は、事件とかるたの試合、推理と恋愛、ふたつのストーリーが別々に進み、シーンがころころ変わるので、ついていくのに必死でした。
また、説明がなく、映像のみで与えられる情報も多く、隙間が少なかったと思います。
けれど、全体の流れは破たんしておらず、すっきりとまとまっていて、終わったあと、ほえーすごい。と単純に映画として関心してしまった。
また、今年の映画は、ストーリーの軸がきちんとしっかりしていて、それに合わせキャラクターを適材適所に動かし、流れを遮断しない意味のある(?)爆発と、でも、毎年お決まりのシーンはきちんと入れて、と非常にコナン映画としてもバランスがよかったと思います。
(最近のコナン映画での爆発やらアクションシーンと、事件との関連性の希薄さはちょっと気になるポイントだったのです…。)
そして久々に映画館で鑑賞して気が付いたことは、
爆発シーンがかっこいい!!!ということです。大画面大音量の大爆発シーンは、盛り上がります!なんであんなにも爆発シーンやアクションシーンが多いのかわかりました。見応えあります。
あと、来年の製作予告がすごい。私が劇場で観ていた時は、最後に xxxx年 第xx弾 製作決定!と劇場画面に出るだけだったと思うのですが、最近は違うんですね…予告にもお金かけてます。かっこいい。きちんと映像もあり、声もあり演出もあり…!
あの最後数分の予告を観るために、来年も映画館に行きたい…と思ってしまった。
というわけで、予想以上にとても楽しめました。満足。
来年も観ちゃうのかも。観ちゃいそう…。楽しみです。