プーシキン美術館展 東京都美術館
■ プーシキン美術館展 東京都美術館 / ¥1,600 (前売り券¥1,400)
モスクワにあり、フランスの印象派・ポスト印象派のコレクションで知られる美術館。
副題に、旅するフランス風景画とあるように、ヨーロッパ各国や、パリ、そしてフランスの地方を描いた作品が多く、旅しているみたいでとても面白かった。
第3章 対都市パリの風景画 では、印象派の時代、パリがどのような街だったかが知ることができた。外套が出来て、夜も遊べるようになったり、ショーウィンドウが出来たり、、、
そうか!それまでは、夜は真っ暗だったから、お家に帰るしかなかったんだなあ、
夜遅くまで街を楽しめるようになって、どれだけ当時の人はワクワクしたんだろうって。
第4章 パリ近郊 も印象的。
当時、南に鉄道が通り、気軽に郊外に行けるようになったと。
画家たちは、鉄道で気軽に郊外へ行き、すきな場所を見つけ、絵を描く。
電車でちょっとそこまで、なんて、今では当たり前となっていることが、当時では画期的で新鮮だったんだろうなあ、って。
たった100年前のことだけれど、今では当たり前だったことでは、そうではなくて。
そういう当時の状況を知ることができるのも、芸術を好きな理由のひとつかもしれない、と改めて感じたのでした。
草上の昼食は、とても迫力があった。陰影が好きです。木漏れ日。
時空旅人特別編集 プーシキン美術館展 ~印象派の軌跡~ (SAN-EI MOOK 男の隠れ家美術シリーズ)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (1件) を見る