フィリップス・コレクション展 三菱一号館美術館

■ フィリップス・コレクション展 三菱一号館美術館 / ¥1,700

 

ダンカン・フィリップス(1886-1966)による私立美術館。アメリカ初の近代美術館として知られる。

 

以下気になった作品とメモです。

 

5 ドラクロワ 海からあがる馬

ロッコ視察した際の絵。ドラクロワは生物の描き方がリアルで好きです。

 

6 マネ スペイン舞踊

 

14 ジョン・コンスタブル スタウア河畔にて

今回の展覧会で一番好きだった作品。

 

15 シスレー ルーヴシエンヌの雪

シスレーの雪景色が大好き。ルーズシエンヌというに滞在していたそう。

 

17 モネ ヴァル=サン=ニコラ、ディエップ近傍(朝)

連作でない作品。

 

18 ゴッホ アルル公園の入り口

ゴーギャンを待っていた、とあって、さみしいなあ、って。

ゴッホは、やっぱりどこか難しい人だったんだろうなって。

ゴッホの作品を観ると、圧倒的だなあ、と見入ってしまうのですが

それはゴッホのキャラクターを知っているからそう思うのか、

それともゴッホという一画家のストーリーを知らずとも

純粋に、圧倒的だ、と思えるのかどうか、と彼の作品を観ると、いつも思います。

 

44 ジョルジュ・ブラック レモンとナプキン

構図が好きです!!!!

 

 

ジョルジュブラックの作品をこんなにたくさん観たのは初めて。

キュビズムといえば、どうしてもピカソのイメージあって

ピカソといえば、やはりどうしてもパーソナルなほうを注目してしまう。

キュビズムの作品を、主題ではなく、手法に注目して鑑賞することができて、

楽しい企画展でした。

 

*

 

購入しようかどうか迷っていたカタログがKindleで配信されていました。

図録って重くて持って帰るのが大変で、それで購入を躊躇することが多いので、電子書籍で買うことが出来るのってとても便利!!

さらに、事前に購入することが出来れば、しっかりと図録で予習してから、展覧会でホンモノを鑑賞することに集中できるし…

最近の企画展は、説明をしっかりと読むことを躊躇してしまうほど、混雑していることも多いので、電子版はそういった意味でも、とても魅力的だなあ、と思いました。

他の企画展でも、是非追随していただきたい…!