梅雨が明けた頃に。

■ 水声 / 川上弘美

 

戦争のこと、サリンのこと、震災のこと。一本太い現実と。

愛と死と、そういう個人的なことと、

良い塩梅で絡めて、マクロ過ぎず、ミクロ過ぎず、すっと違和感なく、入ってくる。

 

好きってなんだろうって。生きるってなんだろうって。

社会で起きること。社会で生きること。

 

水声 (文春文庫)

水声 (文春文庫)