【音楽】いつのまにかことし。

あっという間に2020年が終ってしまった。 2020年がなければ出来なかったんだろうなという曲の感想です。 思ったことを殴り書きです。メモのような。忘れないための。 millennium parade FAMILIA(2021) 映画 ヤクザと家族 The family の主題歌。新聞記者の藤…

【音楽】芸術を消費するということ。

■ どろん/ King Gnu (2020) どろんのMVを観ました。 このバンドは、ほんとうに面白いなあ。 情熱大陸も見たけれど、芸術家二人と職人二人で出来ている音楽集団だなあ、と思う。 せきさんとあらいさんは、職人気質というか、寡黙に努力し続けて、男は弱音を吐…

【音楽】CEREMONY(2020)

わたしは音楽に詳しくないので、彼らの鳴らす音がロックなのかどうかはよくわからないのだけれど、社会ではなくて、日本の音楽シーンに対して中指立てちゃってるんだろうなあ、っていうのは少し感じてしまう。 ■ CEREMONY(2020) /King Gnu 彼らの音楽は後年…

【美術】コートールド美術館展 魅惑の印象派

■ コートールド美術館展 魅惑の印象派 東京都美術館 / ¥1,600 www.somersethouse.org.uk ロンドン大学コートールド美術研究所の美術館。 ロンドンに印象派の作品を集めた美術館があるなんて知らなかった。 サマセットハウス内にあるそう。 あまり所蔵品を国…

【音楽】久しぶりにCDを買ったお話。

アルバムを買ったのは何年ぶりだろう。 今年もあっという間に年の瀬で。 早くも紅白出演歌手が発表になり、その流れでミーハーなわたしは、King Gnuさんにはまりました。 音楽を聴いて、わくわくしたのってたぶんひさびさの経験だったので、思わずCDを買って…

【美術】-

ものすごく怒っている記事を下書きで見つけた。 批判しかしていない。芸術品ではなくこの企画展の展示方法に対してとても怒っている。 自分でも珍しいなあ、と思うので公開してみます。企画展の名前を伏せますが、アジアの現代アートに関する企画展で、結果…

【映画】天気の子

観てきました。 ■ 天気の子 (2019) 世界を救わなかった男の子のお話。 エンタメ性やRADWIMPSのMV感は前作より薄まり、良い意味でスッキリとしない映画でした。結末のその後を、考えさせられる、考えてしまう、そんな映画でした。 aieou.hatenablog.com 日本…

【映画】名探偵コナン 紺青の拳

今年も観てきました。コナンくんの映画。 aieou.hatenablog.com ■ 名探偵コナン 紺青の拳 (2019) 今年は久々キッドさんとはじめての京極さん! キッドの映画と言えば、前作のトラウマ()があってひやひやしながら観たのですけれど、今回のキッドさんはきち…

【映画】愛がなんだ

■ 愛がなんだ (2018 日本) ヒューマントラストシネマ有楽町 令和はじめての映画館! 今泉監督の作品は、最低がほんとうに最低で、生々しさが痛くってそれ以降の作品は観ることができていなんですけれど。(最低って、別に作品が最低ってことじゃなくて、こい…

フィリップス・コレクション展 三菱一号館美術館

■ フィリップス・コレクション展 三菱一号館美術館 / ¥1,700 ダンカン・フィリップス(1886-1966)による私立美術館。アメリカ初の近代美術館として知られる。 以下気になった作品とメモです。 5 ドラクロワ 海からあがる馬 モロッコ視察した際の絵。ドラク…

2018年をふりかえる。

今更だけれども、2018年はたくさん企画展に足を運んだ年でした。 に、加えて、下半期はやっぱりなんだか忙しくなるもので 美術品を観た後に、アウトプットをする余裕もなんだかなくて 観ては、次の企画展へ。というなんとも少し勿体ない鑑賞の仕方だったなあ…

没後50年 藤田嗣治展/ 東京都美術館

■ 没後50年 藤田嗣治展 東京都美術館 / ¥1,600 (¥1,400) 独特なタッチで裸婦を描く、生粋の日本人なのに、パリの画家。そんなレベルの知識で行ってきました、藤田嗣治展。 藤田嗣治(1886-1968) お父さんはお医者さん(陸軍軍医総監!)。お兄ちゃんがいる…

プーシキン美術館展  東京都美術館

■ プーシキン美術館展 東京都美術館 / ¥1,600 (前売り券¥1,400) モスクワにあり、フランスの印象派・ポスト印象派のコレクションで知られる美術館。 副題に、旅するフランス風景画とあるように、ヨーロッパ各国や、パリ、そしてフランスの地方を描いた作品…

YUNA YAGI NOWHERE / POLA MUSEUM ANNEX

他人の世界をほんの少しだけ覗くことが出来る、写真が、映像が、好きです。 だって、眼ん玉っていう器官で、同じ風景を覗いているはずなのに、こんなにも私とは違った世界に、この風景は見えているんだ、って、ワクワクするから。 ■ YUNA YAGI NOWHERE (2018…

60 (rokujuu) ひびのこづえ展

■ 60 (rokujuu) ひびのこづえ展 (2018.04.06-06.24) 市原湖畔美術館 / ¥800 市原湖畔美術館に行きました。ずっと気になっていた美術館だったのですが、アクセスがあまりよろしくない。 行きたいなあ、でも、少し遠いなあ、と思い続けて早数年。 「行ったこと…

名探偵コナン ゼロの執行人

GWなので、映画館へ。 ■ 名探偵コナン ゼロの執行人 (2018 日本) / TOHOシネマズ 昨年、久しぶりにコナンくんの映画を大きなスクリーンで観て、なるほど!アクションシーンが無駄に多い意味!と、昨今、なぜコナンくんの映画はとりあえず建物を破壊しまくる…

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

■ 至上の印象派展 ビュールレ・コレクション展 国立新美術館 / ¥1,600 (¥1,400) エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年) ビュールレさんは、第二次世界大戦中、武器商人として富を築き、そのお金で、美術品を収集した。ドイツで生まれスイスで過ご…

無限未来。

■ 無限未来 / Perfume 2018年のPerfumeは、大自然の中、シンプルな黒い衣装でコンテンポラリーダンスを踊るよ。と、2012年頃、Spring of Life を聴いている自分に教えてあげたい。 Perfumeの無限未来FULL PV(監督:田中裕介)を観ました。まとまらない感想文。…

この世界の片隅に

■ この世界の片隅に(2016) 公開二日目にたまたま観に行って、気が付いたら今まで何回観たのだろう。 感想を書いては消し、を繰り返し、しっくりこないまま下書き保存で放置。 無理やり感想をまとめるならば、"なんかよくわかんないけどとにかくすごい。” ■ …

ブリューゲル展 東京都美術館

■ ブリューゲル展 東京都美術館 / ¥1,600 (¥1,400) ブリューゲル展に行きました。ついでにシャンシャンも観たかったのですけれど、整理券は既に配布終了。残念。 ブリューゲル一族に焦点を当てた展覧会だったのですけれど、思ったより頭の中こんがらがった…

ルドン -秘密の花園

■ ルドン -秘密の花園 三菱一号館美術館 / ¥1,700 (¥1,500) オディロン・ルドン(1840-1916年)。モネ、ロダン、ゾラと同い年。 1916年没。最期は、WW1の前線に送られた息子さんの無事を祈りながら亡くなった、とあって。 40過ぎて生まれた子どもで、長男は…

フランクホーヴァット写真展

■ フランクホーヴァット写真展 シャネルネクサスホール 無料 ドアマンが開けてくれた世界の向こう側には。 ファッションだけではなく、色々な写真があったのだけれど、一番印象に残ったのは、 群衆の中で険しい顔をしてこちらを見つめている女性のお写真でし…

写真展 オードリー・ヘプバーン

■ 写真展 オードリー・ヘプバーン / 日本橋三越 ¥800 オードリーヘップバーンはかわいい。 私が映画っていう娯楽に興味を持ったのは、中学生だか高校生の時、英語の授業で観たローマの休日がきっかけでした。 それまで、古い映画を観る機会がなかったのです…

アジェのインスピレーション ひきつがれる精神

■ アジェのインスピレーション ひきつがれる精神 / 東京都写真美術館 ¥600 マン・レイときけば、どこにだって行きます。 2018年の美術館初めは、東京都写真美術館。ウジェーヌ・アジェという写真家は知らなかったのですが、マン・レイがシュルレアリストと…

みかん。

■ 草間彌生 my soul forever / フォーエバー現代美術館 ¥1,200 京都に新しく出来た美術館に行ってきました。 祇園ど真ん中。 美術館といっても、建物は、伝統的な日本家屋(有形文化財の八坂倶楽部という場所らしい)でこじんまりとしていて、美術館というよ…

シャンソン。

■ パリ・グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展 三菱一号館美術館 / ¥1,700 (¥1,500) いいなあ、こんなポスターが街中に溢れ、シャンソンで賑い、人間的というより動物的で、でも哲学的で生きづらい、古典から現代への変わり目。この…

いったりきたり。

■ 婚約者の友人 (2016) 舞台は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間。 もともと戯曲が原作らしく、それは1930年代のものだからいいとして、どうしてフランソワオゾン監督は、この原作を選んだんだろう。 戦争に対して、憎んでいた人も、反省していた人も、…

きらきらの奥に光る灰色。

ピンクとグレーを観たのは、行定監督さんが菅田将暉や夏帆や柳楽くんや、中々面白い若手俳優さんを使いたい放題使っている!っていうひっかかりだったと思います。 そこで発見したわけです。中島くんを。この人かっこいいなあと思って、調べたところ、なんと…

宝物。

国宝 / 京都国立博物館 ¥1,500 秋、紅葉真っ只中の京都。国宝展に行ってきました。 大混雑で入場するまで70分待ちとかだったんですけど、あの伝説の若冲展4時間待ちを経験した自分には、70分なんてもう全然余裕だもんね。ちょっと寒くてあきらめかけた…

発見する過去と。

■ 「北斎とジャポニスム」展 国立西洋美術館 / ¥1,600 上野はイチョウがちょうど黄色く色づいて、とてもきれいでした。 ジャポニズムは、印象派に影響を与えたことは知っていたけれど、アールヌーヴォーもそうだったとは知らなかったのです。 クラシックに…