シャンソン。

■ パリ・グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展 三菱一号館美術館 / ¥1,700 (¥1,500)

 

いいなあ、こんなポスターが街中に溢れ、シャンソンで賑い、人間的というより動物的で、でも哲学的で生きづらい、古典から現代への変わり目。この時代は、面白い。うらやましい。この時代を生で感じてみたかったっていつも思う。

 

ファン・ゴッホ美術館。本館に行ったことがあるのですが、浮世絵が多数展示されていて。印象派と知らず印象派が好きで、知識なく好きな画家の美術館を巡っていた時があったのですが、この美術館に行って、日本とゴッホやら他の印象派の関係を知って、だから好きだったんだなあ、と思ったことを覚えています。日本人。

 

そのファン・ゴッホ美術館と三菱一号館のコレクションを展示している今回の企画展。シューベルトの音楽が流れていたり、19世紀パリの写真が飾られていたり、当時を追体験できるような展示方法で、とても面白かったです。

 

ナビ派というワードがたくさん出てきたので、ナビ展行った人は楽しめると思うし、今上野でやっているジャポニズム展と併せて行っても、時代がかぶっているので楽しいと思う。

 

三菱一号館、やっぱり好きです。たぶん私は、芸術を通じて、その当時の時代背景だったり民族性を知ることが好きなので、多角的に情報を与えてくれる三菱一号館さんの企画展は、本当に面白いのです。

 

memo ピエール・ボナール 小さな洗濯女(茶色の発色が綺麗。)

 

パリ・グラフィック: ロートレックとアートになった版画・ポスター展 (単行本)

パリ・グラフィック: ロートレックとアートになった版画・ポスター展 (単行本)