閉めて、塞ぎ、愛でる。囲う。

小川洋子さんのことりを読みました。

 

こんなにも息苦しくなって、読むのが辛くなった小説は初めてです。

 

重かった、とても重く、それでいてひんやりと冷たい。

 

冬の朝、裸足で木造の廊下を歩いている感覚。

 

ことり (朝日文庫)

ことり (朝日文庫)